金山サヌカイト保全プロジェクト

地球の古の記憶を蓄積している神秘の石

サヌカイトとは

金山サヌカイトは、香川県の金山周辺で産出される、
深い黒色をしたとても硬い火山岩です。
叩くと「キーン」と澄んだ音が響くことから
古代では石器や石琴にも使われてきました。
約1300万年前の火山活動によって生まれたといわれ、
大地のエネルギーを宿す“音の石”とも呼ばれています。
力強さと静けさをあわせ持つ、
日本が誇る神秘の天然石です。

金山サヌカイト

危機の現状

山崩れ

異常気象による豪雨で、
山の地形が年々変化しています。
露出していたサヌカイトが埋もれ
失われつつあります。

盗掘

無断採取や転売が増えています。
正規管理されていない流通が
山の環境を傷つけています。

行政未整備

県の石に認定されながら、
十分な保全体制は整っていません。

金山という場所

香川県坂出市にある金山は、
今も良質なサヌカイトが露出する、数少ない場所です。
長年、私有地として守られてきたことで、奇跡的にその姿をとどめています。
火山の記憶と、土地の時間が重なる山。
ここから、未来へつなぐ保全が始まっています。

保全の仕組み

看板では守れない

金山サヌカイトの価値と響きを、未来へつなぐための保全プロジェクトです。

鑑定書

金山サヌカイトの信頼と価値を守り、未来へつなぐために活動しています。

正規管理

正規管理

金山サヌカイトは、採取から管理履歴までを記録し、
正規ルートでのみ取り扱っています。

八十場と水について

金山のふもとに、静かに湧き続ける清水があります。
それが「八十場の水」と呼ばれる場所です。
はるか昔、この地を訪れた人々が、
体調を崩した仲間をこの水で癒した
そんな伝承が語り継がれてきました。
奇跡の水と呼ばれることもありますが、
その本質はもっと静かなものかもしれません。
金山の山中をゆっくりと巡り、
サヌカイトを含む岩に触れながら湧き出る水。
火山が生んだ石と、大地の時間が、
水というかたちで現れた循環のひとつです。
八十場の水は、伝説ではなく、
この土地が長い年月をかけて育んできた自然の記憶。
石と水が語る物語は、今も、静かに続いています。

今後の活動

古屋設置

金山に点在するサヌカイトを守るため、
無断採取や盗難・転売を防ぐ対策として「古屋(管理拠点)」を設置しています。
これは単なる建物ではなく、産地を明確にし、正規管理を可視化するための象徴的な拠点です。
古屋は、自然を排除するためではなく、守り、次世代へ手渡すための静かな意思表示です。

コンサート

約1,400万年前の火山活動によって生まれた金山産サヌカイト。
その石が放つ澄んだ音は、自然が刻んだ時間そのものの響きです。
本コンサートでは、正規管理された金山産サヌカイト原石を用い、石と空間が共鳴する“場”を体験していただきます。
音を聴くというより、大地の記憶に触れる時間。
守られてきた石の響きを、どうぞその身体で感じてください。

ワークショップ

金山産サヌカイトに実際に触れ、
その音や質感、成り立ちを体感する体験型ワークショップです。
石の背景や保全の取り組みにも触れながら、
自然と向き合う静かな時間を共有します。

スケジュール確認

今後のイベントのスケジュールをご確認いただけます。

参加・支援

金山サヌカイトを守るために、あなたのお力をお貸しください。
原石、ボランティアなどご興味のある方は
お氣軽にお問い合わせください。

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